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製作実績

今回ご紹介するのは、ふとした遊び心がきっかけで生まれた、永幸オリジナルの紙管パッケージです。これまでに培ったノウハウとデザインワークを融合し、他に類のないオリジナリティあふれる製品が生まれました。展示会での反響は上々といったところ。見た目だけでなく使い勝手も好評の「おさんぽ缶」を含む、4種類の紙管と、販促用アイテムをご紹介します。

 

製品仕様

用途 ペットの1日分のおやつが入る紙管
材質 フタ:プラスチック製キャップ 本体:タント紙
形状 ポリキャップ紙管(紙缶)64φ
製作期間 天面シールイラスト制作:2〜3週間ほど


永幸オリジナル紙管パッケージ製作のきっかけ

あるとき社内で茶葉用の紙管サンプルを見かけ、手のひらに乗せたらすっぽりと収まりが良く、「可愛いな…」と思ったのが始まりでした。私たちが得意としている茶葉用の紙管パッケージは、直径が64φ、高さは3.5cmという珍しいタイプ。フタにシールを貼ったり、小物を入れたりもできます。軽くて丈夫だから気軽にポケットに入れて持ち運べるところも、ペットのお散歩用に良さそうだとひらめきました。散歩におやつは付きもの。製品化したら、便利でおもしろいものができる、と考えたのです。


紙管パッケージの可能性に挑戦できるペット業界

昨今、ペット業界には活気があります。ペット関連の商品は、パッケージのデザインなどにひかれて購入を決める、いわゆる“ジャケ買い”をする人が多いことも経験として知っていました。飼い主さんたちが自分のワンコのために楽しんで商品を選び、一緒に過ごす時間を大切にする姿が素敵だなと感じているので、便利で可愛いアイテムを提供できるのは楽しい仕事です。私自身もワンコを飼っているので、使い勝手や耐久性などは、実際に使ってみたり、“犬友”に意見を聞いたりして確認しました。

一方で、ペットのおやつメーカーは数が多く、差別化が難しいという話も耳に入りました。そういった状況を踏まえ、おやつを入れる紙管パッケージの果たす役割は大きいだろうと感じています。中身のおやつは、地元の企業さんとコラボレーションをしたいと思い、2025年の「インターペット大阪」で出会った「Wan Chef(わんシェフ)」さんにお願いすることに。こうして、散歩中のペットのおやつ用に作り始めた紙管パッケージは、着実に現実味を帯びていきました。製品名は、使い道をシンプルに表現して「おさんぽ缶」と名付けました。

カラフルなキャップとタント紙の本体を組み合わせたおさんぽ缶

カラフルなおさんぽ缶バリエーション。ワンコ1日分のおやつ入れにぴったり。


オリジナルイラストと、可愛らしくて目をひく配色

さて、デザインについて紹介したいと思います。キャップ部分のさまざまなワンコのイラストは私が描き起こしました。珍しい犬種が多いのは、その犬種のアイテムが世の中に少ないからです。どの飼い主さんも、自分のワンコと同じものがほしいはずですから。

ポリキャップとイラストの背景色、本体の色の組み合わせは固定です。本体には、カラフルなタント紙を選びました。可愛らしく目をひく配色になるよう、バランスを考えて組み合わせた全20種類のデザイン展開です。キャップの色は12色ありますから、組み合わせはまだまだ増やせます。カラーバリエーションの豊富さも魅力のひとつです。

イラストのタッチは、他にはない独自性がほしいと思い、リアリティを持たせながらも手作り感のあるものにしました。そしてもちろん、ワンコらしさをしっかりと捉え、心を込めて表現しています。私の家のワンコは、今のところモデルにはなっていません(笑)。フタの天面のシールは、お客様ご自身でお気に入りの写真に差し替えることもできますし、推し活にも使えますね。そんなふうにして、オンリーワンの紙管パッケージを作って楽しんでいただくことも想定しています。プチギフトや、イベントなどのノベルティにもおすすめです。

おさんぽ缶のフタに描かれたさまざまな犬種のイラスト。プラキャップと背景色の組み合わせがカラフル。

オリジナルイラスト全20種類のワンコたち。画像はほんの一部です。


紙管パッケージ製作会社として提供したい“ワクワク感”

今年4月、「インターペット東京」へ出展するにあたり、ダンボール製の「ガチャガチャ」を導入しました。ハンドルを回すと、おさんぽ缶がころんと出てくる仕組みです。ダンボールを仕入れていたメーカーさんの製品を、ペット仕様にアレンジしています。耳のパーツをつけてもらい、もともとは白無地でしたが、私が色付けをしました。訪れる人に楽しんでもらいたいという気持ちがあって、迷わず取り入れました。

イベント会場などで活躍するこのガチャガチャは、耳のパーツが取り外し可能で、輸送や持ち運びに便利です。使用後は廃棄できますから、使い勝手がいいのも魅力です。少しのアイデアと工夫で人が集まり、楽しい時間を共に過ごすことができるんだということを、このガチャガチャ製作でも感じることができました。

紙管パッケージや紙箱パッケージ製作に携わる私たちは、「贈る人」と「贈られる人」をつなぐことが多い役回りです。加えて、こういった「場を演出する」ことも、会社としてできることのひとつ。私たちの紙管パッケージ製作で実現できることは、まだまだありそうです。将来的には、B to Cのビジネスに展開できればいいなというのも念頭にあります。たくさんの人たちに楽しんでもらいたいですし、ワクワクしてもらいたいですね。これからも紙管パッケージの可能性を追求していきたいと考えています。

犬のキャラクターをかたどったダンボール製ガチャガチャ3台、フレンチブルドッグ・白犬・プードルのデザイン

大人気のワンコのガチャガチャ。ハンドル部分の「骨」はダンボールメーカーさんのアイデア。

 

紙管パッケージの多彩な特色を活かしたシリーズ展開

ペットシリーズのオリジナル紙管パッケージは他にも3種類あります。どのタイプも、これまでの紙管パッケージ製作の技術を活用しています。

横穴とリボン付きのデコ缶3種。紙製のフタに箔押しアイコン入り。

デコ缶
・フタのアイコンは箔押し加工
・写真を入れればオリジナルに
・横の穴がおやつ取り出し口
・クリスマスオーナメントにも

複数本並べた細径で縦長のロング缶8種

ロング缶
・細長シルエットで陳列映え
・彩度を抑えたシックな配色
・熱帯魚がワンポイントに

プラキャップ付きふりふり缶6種類

ふりふり缶
・粉チーズ用紙缶をアレンジ
・片手でキャップを開閉できる
・キャップと背景の色が絶妙
・迫力のビッグイラスト

 

紙管パッケージの可能性を、これからも追い求めて 

紙管パッケージは、環境負荷を減らすお手伝いができる製品です。減プラ・脱プラに向けた動きに、私たちの紙加工技術をきっと活かすことができます。そういう意味でも紙管の可能性というのは底知れないものがあります。それを活かし切れるかどうかは、私たち作り手に懸かっているといえますね。今温めているデザインのアイデアを形にしたり、もっと多くの犬種のイラストを製品にあしらったりなど、できることから始めていきたいと思っています。

また、今回ご紹介した製品はすべて受注生産です。オリジナル紙管パッケージ製作にご興味のある方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。

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