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製作実績

法多山 開創1300年記念のロゴをあしらった特別なだんごケース。歴史や伝統を感じさせるレトロなデザインで有名なこのケースは、弊社にとって約20年にわたるレギュラーの製作業務です。
目次
製品仕様
| クライアント | 法多山名物だんご企業組合 |
| 用途 | 法多山厄除けだんご販売用ケース |
| 材質 | 食品が直に入れられる紙 |
| 印刷 | 4色+OPニス |
| 形状 | 4コーナー貼り |
| 納品エリア | 静岡県袋井市 |
| 製作期間 | デザインアレンジ込みで2カ月(紙の製造期間は4カ月) |
ご依頼内容
法多山が開創1300年を迎えるにあたり、名物だんごのパッケージを改修するご依頼でした。1300年記念のロゴは、箔押しの加工をご希望でした。また、従来版のデザインからかけ離れないこと、雰囲気やバランスを壊さないようにとのオーダーをいただきました。
従来のデザインバランスをくずすことなく「1300年記念」ロゴを追加
厄除けだんごのパッケージ製作は、およそ20年ほど続くレギュラー案件です。従来版は、竹皮柄に安藤広重の浮世絵「東海道五拾三次 袋井」を配していて、中央には旧字体の赤文字で名物だんごと書かれています。長い間親しまれているこのデザインに、少しだけ特別感を加えるけれども、テイストは維持するというのが今回のオーダーの難しいところでした。

従来の法多山厄除けだんごらしさを残しつつ、特別感が感じられるデザインに。
長く親しまれているデザインを踏襲し、違和感のない新しさをプラス
このパッケージは多くの人にとってなじみ深いものですから、印象を大きく左右する要素は変えないことにしました。その上で、支給された「1300年ロゴ」をいかに目立たせることができるか、が勝負どころでした。弊社のデザイナーが知恵を絞ってくれて、程よいバランスを保ち、無理のない特別感と高級感を演出できたと思っています。

食品の鮮度・おいしさを維持するために特殊な紙を使用。
長年の間に培った技術と知見を生かした対応
現在の製作進行は、ほぼお任せいただいている状況ですが、長年のノウハウの蓄積により信頼していただいているのだと思います。このパッケージは特別な紙を使用しているため、メーカーさんによる紙の製造に4カ月ほどかかります。そこから箱を仕立てますから、スケジューリングにはコツが要ります。常備在庫を持っておいて、発注いただいたら最短で1週間後に納品するというスピード感でやっています。担当させていただいている以上、やはり迅速なレスポンスで貢献すべきと考えています。
工夫したポイントのまとめ
①従来のデザインバランスをくずすことなく「1300年記念」ロゴを追加
②長く親しまれているデザインを踏襲し、違和感のない新しさをプラス
③長年の間に培った技術と知見を生かした対応
この製作をふりかえって
この製品は1年の売り上げのうち6割ぐらいが年末年始に集中します。参拝客の皆様の需要に応えるために、弊社側の態勢も万全で臨んでます。お客様や消費者の方々のご期待に応えるのが弊社の使命。法多山の看板を背負っているくらいの意識は持ちたいなと思っています。引き続き速やかな対応でお作りしていきたいと思います。