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製作実績

伊豆エリアのお土産売り場で必ず目にする、伊豆食品さんの「伊豆のジャム」。こだわりの製法で作られたジャムにふさわしい、温かみと高級感を兼ね備えた紙管を使用しています。店頭で際立つだけでなく、食卓に置いたときの楽しさ、使いやすさまで考慮した製品です。

製品仕様

クライアント (株)伊豆食品
用途 スティック状のジャムを入れる紙管(紙缶)容器
材質 紙管表面:タント紙
印刷 オフセット印刷
形状 紙管(紙缶)
納品エリア 伊豆の国市
製作期間 半年程度


ご依頼内容

伊豆食品さんのオリジナル商品「伊豆のジャム」は、食パン1枚にちょうどいい分量のジャムを、1回ずつ使い切りのパックにした商品です。その容器製作のご依頼をいただきました。ご要望は、フタを外したときにスティック状の個装の絵柄が見えること。ご家庭の食卓に華やぎをもたらすような紙管をめざしました。

 

逆インロータイプで華やかな見た目と利便性を両立

インロータイプの紙管は、フタとミ(ボディ)の段差がなく、見た目の美しさを重視する商品に選ばれることが多い仕様です。ミの内側に内枠があり、凹凸を組み合わせてフタをします。通常のインロータイプはフタの縦の長さはミよりも短いのですが、今回は逆インロータイプにして、スティックジャムの美しい絵柄を見せる構造にしました。見た目に楽しいだけでなく、バラエティセットの場合に種類が選びやすいという利点もあります。
紙管のサイズは内径およそ70mm。スティックジャム21本入りと24本入りに対応できるサイズです。

開けたときの楽しさを演出できる逆インロータイプはプレゼントにも人気

 

ロングセラーを支える地道で実直な管理態勢

私たちが作る紙缶は、螺旋状に紙を巻き締めた「スパイラル紙管」です。ペーパー管(板紙背貼りタイプ)にくらべ強度があり、繰り返しの使用にも耐えられます。丈夫なボディを製造し、お客様から支給されたデザインを丁寧に貼りこんで仕上げます。最初のご依頼から30年以上が経ちますが、デザインや仕様に大きな変更はなく、定期的にご発注をいただけている、非常に優秀な製品のひとつです。私たちはラベルの在庫管理を徹底し、ロスなくいつでも迅速に対応できる態勢を維持しています。

自然の恵みを繊細な筆致で描いたイラスト
(お客様からご支給)

某テーマパークとのコラボレーションバージョン

 

ご支給いただいたデザインは、優しく精緻なタッチで素材が描かれたもの。和紙を模した生成りの背景には色紙片が散っています。素朴な風合いが出るよう、ラベル部分にはタント紙を選びました。タント紙は、ほどよいエンボスが細かな影を作るので、雰囲気のある仕上がりになります。また、紙の表面がコーティングされていないのでインクがなじみ、落ち着いた温かみのある質感を生むという特徴があります。

発売初年度の1989年にはパッケージで賞をいただくなど、36年もの長きにわたり愛され続けるロングセラー商品になりました。丁寧な描写や自然への敬意が感じられるこのパッケージは、伊豆食品さんのこだわり製法で作ったジャムにふさわしく、そういった点も評価されているのだと考えています。

 

お客様からの信頼が何よりの宝物

伊豆食品さんとの長いお付き合いの中で、某老舗果物店さんに私たちの仕事を紹介してくださったことがありました。紙管を製造している会社が数少ないこともあるとは思いますが、私たちを信頼してくださっている証に思え、とても嬉しかったですね。その果物店さんとのお付き合いも長く続いています。ひとつひとつの仕事に、誠意を持って取り組む姿勢が評価されるのだと感じています。

老舗果物店さんの逆インロータイプの紙管

伊豆食品さんからのご依頼で承っている某老舗果物店さんの紙缶

 

工夫したポイントのまとめ

①中身の見え方、利便性に配慮した「逆インロータイプ」のご提案
②継続的に堅実な在庫管理を徹底し、お客様の負担を軽減

 

この製作をふりかえって

伊豆食品さんのようなロングセラー商品に関わることができて光栄に感じています。今のお付き合いを大切にしつつ、私たちは新たな分野にもチャレンジしています。これまで慣習として紙管に入れることがなかった商品も、プレゼントやインテリアとして紙管に入れてもいいかもしれません。そんなふうに、紙管に付加価値を持たせるような発想で、チャレンジを続けていきたいと考えています。

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