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製作実績

サンフランシスコ発のダンデライオン・チョコレートは、徹底したクラフトマンシップで知られるBean-to Barチョコレート専門店です。展示会での出会いから、さまざまな紙管パッケージや紙箱パッケージを提案する機会に恵まれました。今回は、恒例の「ダンデライオン・チョコレート・クリスマスコレクション」用に、オーナメントタイプの紙管をご依頼いただきました。

製品仕様

クライアント ダンデライオン・チョコレート・ジャパン
用途 クリスマス用オーナメント紙管
材質 特殊紙(NTラシャ)
印刷 ナシ【箔押し】
形状 紙管
納品エリア 東京
製作期間 3カ月


ご依頼内容

毎年クリスマスシーズン前に発売されるこのコレクションに、今回は、オーナメントとしてもプレゼントとしても楽しめ、さらに2次活用も可能な紙管を、とのオーダーをいただき、ブランドの世界観に華やかさをまとった、特別な紙管パッケージの製作がスタートしました。

 

紙管パッケージで、ブランドの世界観を表現する

カカオ豆の選別から製造までを一貫して手がけ、国内外で高い評価を受けているダンデライオン・チョコレートのパッケージですから、私たちも先方の要望に忠実に向き合いながら、ブランドイメージをさらに高めるために何ができるかを追求し、技術的な試行錯誤を重ねて製作に取り組みました。今回は、飾っても贈っても楽しめる紙管パッケージ。ビジュアルはもちろんのこと、触り心地などにもこだわり、精密に仕上げました。

紙は、いくつかの候補をご提案して先方に選んでいただきました。ラグジュアリー感がありつつも、平巻きで美しく巻ける性質のものを6〜7種ほどご用意したところ、「NTラシャ」という特殊紙に決定。羅紗(毛織物)のような温かみと柔らかさがあり、緻密で端正なその質感は、ダンデライオン・チョコレートさんのクラフトマンシップに通じるものがあります。


インロー紙管を目隠しに導入。美は細部に宿る

オーナメントタイプの紙管には、吊るすための加工が必要です。フタの横に穴を開けてゴールド系の細いリボンを通し、フタの裏側で留めます。この加工自体は機械さえあればできるのですが、私たちはクオリティを追求すべく、手作業にこだわりました。そして、留めたリボンの端を隠すために、フタの内側にインロー紙管を追加する提案をしました。フタからはみ出る部分をカットすれば、余計なものを隠せて強度もプラスに。見た目はカブセタイプですが、実はインロー紙管を仕込んでいるという仕様です。今回の技術開発で、リボン付けの新しいノウハウを確立できました。

フタの天面には、先方から支給されたデザインを配してブロンズとゴールドの2色の箔押しに挑戦。凸版の製造から関わることで、いただいたデザインを補完するような印刷が実現できたと思います。

フタの内側に仕込んだインロー紙管

インロー紙管を仕込んでフタの高さでカット

2色の箔押し

2色の輝きがパッケージ全体の上質感を格上げ

 

紙管パッケージはブランディングツールとして有効

この紙管パッケージ製作では、使用紙の選定から始まるすべての工程において、素材や技術を吟味しながら進めました。細かいこだわりや提案には、私たちのブランドへの強いリスペクトの気持ちが込められています。そもそもダンデライオン・チョコレート・ジャパンさんとのお付き合いは、先方が展示会で弊社のブースを訪れてくださったことがきっかけでした。私たちが、創業から130年以上パッケージを作り続けていることを評価してくださって、だからお任せできる、とのお言葉をいただいています。

私は、ブランドや商品や企業様を表現するのに、もっとも影響力を持つツールのひとつがパッケージだと考えています。「見ただけでブランドがわかる」といったように、直感に作用する力があるからです。ダンデライオン・チョコレート・ジャパンさんのお仕事では、そういった紙管・紙箱パッケージの発信力や表現力を再認識させてもらえて、私たちもいっそう高いモチベーションで取り組んでいます。


工夫したポイントのまとめ

①ラグジュアリーな質感で仕上がりも美しい紙を選定
②手作業でリボン付け
③隠れインロー紙管でリボンの結び目を目隠し
④2色の箔押し印刷


紙管パッケージに高い付加価値を持たせる製作を実現

私たち永幸は、大量生産も得意でたくさんのお仕事をいただいていますが、一方で、コンセプチュアルな仕事にも多くの実績があります。紙管・紙箱パッケージは「中身を引き立てるための容器」や「使用後は捨てる容器」にとどまりません。ブランドコンセプトを表現したり、インテリアとして飾ったり、他の用途に2次活用したりもできる、未知の可能性を秘めたツールだと考えています。1世紀以上もの長い間、紙管パッケージ・紙箱パッケージを作り続けている私たちが「なぜ選ばれ続けているのか」を考えると、パッケージが持つ力や可能性を引き出し、形にし続けているからではないかと思います。ダンデライオン・チョコレート・ジャパンさんは、その可能性と永幸の技術力を信頼して、充実感のあるお仕事を任せてくださったと考えています。

現在私たちは、4月2日からスタートする「インターペット東京」の出展準備に取り組んでいます。永幸の技術の粋を集めたペット関連の製品を出品することで、紙管パッケージ、紙箱パッケージが持つ表現力や、幅広い2次活用アイデアなどを広めていければと考えています。

3つのリボン付紙管パッケージ

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